DOMMUNEで踊っている国府達矢を観ていた。ふらふらになりながら、美しいとは言い切れない動きで、リリースされたアルバムを演奏するのではなくただバックにかけて、踊っていた。国府達矢は七尾旅人がずっと名前を出していて知った。昔はMANGAHEAD名義で活動…

鼻が出続け、喉がイガイガし、「風邪か?」と書いたのだが、結局本当に風邪だった。風邪が治りかけているとき、力が戻ってくる感覚は素晴らしい。こんなに色々なものを自分が持っていたのかと思う。僕は数年前夏風邪で嗅覚を半分以上なくしてしまった。嗅覚…

去年、GEZANというバンドが大好きになった。見てしまう。そのバンドも詞とか音楽とかいいところは沢山あるのだけど、一番心をうたれているのは、一生懸命さというか、そんなに力を出してどうするのというくらいの一瞬への力の込め方だ。ボーカルが、キリキリ…

今日は本当に花粉がひどくて、喉がいたい。ひょっとしたら風邪か?週末どついたるねんのライブに行った。去年と同じ会場で、名前がマイナビブリッツに変わっていた。ひどかったり楽しかったりする曲で、楽しく踊った。メジャーデビューしてもかわっていない…

季節の変わり目のせいか調子が悪い。花粉が飛びまくっており、スギの植林をやめないことや、それがあまり批判されていないことが不思議でしようがない。花粉飛散を抑えた品種に切り替えるコストやリスクはお金として計算できるけれど、多くの人間が死ぬほど…

最近一日で動ける時間が平均して数時間しか無い。あとの時間はどうしているのか。布団の中にいる。すでに毒虫になったグレゴール・ザムザこと俺にも、それなりに人生がある。ご飯を食べたり、料理をしたり、珈琲をいれたりするくらいだが……。昨夜長い日記を…

行き詰まっている。昨夜ここで、行き詰まりを説明しようとしていた。現在の行き詰まりを拡大していくと過去の自分があらわれ、自分の育った家庭があらわれる。それについて書く必要が出て来る。拡大は無限にできる。文章を終わらせることができない。そして…

記憶があまりない。昼に珈琲をいれ、夕方に振込みついでに米を買いに行き、夜もまた珈琲をいれた。それぞれ違う豆。深夜までなにをしているのか自分でもよくわからない。家族最後の日、読み終わった。植本一子は好きじゃない部分もあるけれど、文章が正直で…

昼はそば。母親が作ったカキのはいった汁、なんとなくあんかけのほうが美味そうに思えたので、途中で食事を中断してもらい片栗粉を溶き入れてゆずの皮の刻んだのをいれて出し直した。うまい。母が皮だけむいて置いてあった山芋も切って出した。これもうまい…

The Beach Boys/I Just Wasn't Made For These Times

from Pet Sounds(1966, Capitol) 今年の夏、暇を使って訳したThe Beach Boysの訳詞をのせる。今日の日記で書いた没頭についての箇所がある。寂しいという言葉に、没頭することがないんだよという意味のコーラスをかぶせている。 ぴったりくる場所をずっと探…

全くまとまった文章を書く機会がないので、新しくブログを作ろうかと考えていた。好きなものについて書こうと考えていた。しかしブログサービスの比較検討をするのは面倒くさい。そうして時間が過ぎていっている。とりあえず日常雑記的なここを一度再開して…

Nas/N.Y. State of Mind(前半)

from Illmatic (Columbia, 1994) うっす、おいおまえ、そろそろだぞ「えー、もうそんな時間かよ*1」 そそ、もう時間だって「よっしゃ、はじめるぞ」ラップの迷宮*2から即脱出して登場 偽者は出てこれねえ迷宮 どうやってはじめたもんかな……よし ラッパーども…

空中でジタバタしているようだが、どこにも手がつかない。なにしろアリスみたいに落ちていっている。暗くて周りが見えなければ落ちてるのと上昇しているのはそう変わらない、地面につくまでは。 訳しかけていた曲がほかにもあった。ラップは言葉が多いので、…

Have a nice day/Crass

from Christ – The Album(1982, Crass) 「紳士淑女のみなさま! キリストです!」 いつものやつさ 聴いたことあるだろ 粗野な俺たち(クラス)はシステムに鈍感 じゃなきゃ戦争?*1 ユーモアがないもんで、笑い方も分からねえ お気に召さずば、おあいにく! …

2年前の訳しかけファイルが出てきたのでリハビリに訳詞記事。その間Crassのドキュメンタリー公開があったが、観そこねてしまった。

Samurai Son/KISSvsももいろクローバーZ

(つべにフル音源がなかったのでKISS公式のメイキング) サムライ・サン(侍の子) from夢の浮世で咲いてみな(2015, King Record) 飛行機で東京、 日出づる国へ ラジオから俺の歌が聴こえる 歌は銃弾のように心を撃ち抜いた (一、二) 大阪が呼んでいる (…

去年はなんだったのだろうか。ゾンビのように暮らしていた。映画をたくさん観た。 ももクロのライブにも行っている。生前の行動を繰り返している。KISS版新曲の訳詞がCDについていないので訳しておく。いつも貼る曲と雰囲気がだいぶ違う。訳していて気づいた…

A Rose for Emily/The Zombies

フォークナーの短編に同じタイトルがあるがあまり関係ないfrom Odessey and Oracle(1969, CBS) ついに夏が来た どんよりと曇る空 エミリにバラを捧げるものはない エミリは花が育つのを眺めている 恋人たちは行き来して エミリのバラを摘んで互いに捧げあう …

VHSを借りてヴェルクマイスター・ハーモニーを観返したらスタッフロールが潰れていた。昼は気づくと眠ってしまう。

In the Land of Grey and Pink/Caravan

ドラッグの歌だけれど、曲調にも歌詞にも変な明晰さを少し感じる。和訳は無理やりしたので原文もつけておいた。 In the Land of Grey and Pink(Deram Records, 1971) In the Land of Grey and Pink 灰色とピンクの地で In the land of grey and pink where o…

風立ちぬ

・結構前に観た。羅列的にメモ。 ・でもやるんだよ、の映画。どんな事態が起こっていようとやるべきことをする、そしてそれが二郎にとっては美の追求であった。そういう映画の割りには、動画自体の美しいシーンをあまり思い出せない。脚本を放棄して絵の美し…

テレビで岡村靖幸のライブを観て、一年前ぴあフェスのトリに岡村ちゃんが同じピーチマークの下で披露したその日最高の演奏とそれほどでもないダンスに興奮していたことを思い出していた。調子に乗って小声で音を外しながら歌を口ずさんでいると、番組の時間…

アンハサウェイのラップ。

やー俺パパラッチ ヤッチー*1はやらんぜ いくぞパシャパシャパシャパシャ カメラはお前の股間へズーム 俺は見てから真実を語る それをペレスヒルトン*2に売っぱらう きたねえなんていうなよ 金を稼いでるのさ これが仕事 まそんなに貧乏でもないがね 俺は合…

最近部屋の漫画タワーを崩しては再建する作業を行っているのだが、なぜか、というか当然のことながら、積みなおしだけのはずが読みなおしまで手を出すことになる。ちょうどいまは杉作J太郎の漫画「卒業〜さらばワイルドターキーメン〜」を読んでいてそれが面…

It Might As Well Be Spring/Sarah Vaughan

Sarah Vaughan With John Kirby And His Orchestra(atlantic record, 1946) 嵐の中の柳みたいに落ち着かない私、糸で吊るされた人形みたいにそわそわ 春風邪かしらと思うけど、春じゃないのも知っている 空想好きでどこか満足できない私、歌を忘れたナイチン…

近況。MOVIE ON THE SUNDAYは買い損ねて、坂口恭平のアルバムは買ってない。

アウトレイジ ビヨンド

試写に誘ってもらい観て来たがすごく良かった。前作に引き続き、芸術家から映画へ堂々の帰還。 まだまだいけると思わせるたけし本人を含め知名度と実力を兼ね備えた役者陣が豪華すぎる。神山繁、西田敏行、塩見三省の花菱会や、中尾彬、名高達男、光石研が狭…

アンハサウェイがTV番組で唐突に披露したリルウェイン風ラップを観ながら、これを日本でやるなら成海璃子だな最高と言って笑っていたのが一年前。先日雑誌を立ち読みしていたらその成海璃子さんがMPCを買ってラップをしたいと言っており世界が俺の望む通りに…

Lovin' Spoonful/darling be home soon

おいで 今日僕らがしたことみんな話そう ここに 僕らの変な、ちょっとした癖で笑おう 何分か経ち一息ついて 僕は君が去らなければいけないのだと知る ダーリンすぐに帰ってきて 君がぐずぐずしてても僕は一分だって余計に待てない ダーリンすぐに帰ってきて …

奈良美智の展覧会へ行った。横浜能楽堂行ったのと同じ日でずいぶん前だ。奈良美智の女の子は少し意地悪じゃなくなっていた。 常設展良かった。恩地孝四郎の自画像、ヴラマンクの妻の肖像など。 たまに映画館にも行っている。 (僕は別の映画を観た。)